東京国際映画祭WEEK期間中の10/23~25と六本木アカデミーヒルズにてTIFFCOM 2006が開かれました!
TIFFCOMとは、日本を中心としたアジア地域の映画、テレビ番組、アニメーション、コミック、キャラクター、ゲームといった幅広いジャンルの新たな エンタテインメントビジネスが誕生するマーケットです。アジア最大のコンテンツマーケットとなることを目指して開催されているものです。出展は日本、中国、韓国をはじめとするアジア各国の他に、アメリカ、フランス、スウェーデンなど計約100社。我々テレコムスタッフも、ATP(全日本テレビ番組製作社連盟)のブースに参加しました。
海外からのお客様が多く来られるということで、英語力に問題あり!なわたしは終始ドキドキしていましたが、ロンドン在勤歴8年という先輩のバツグン!の英語力にうっとりしながら影で熱い視線を送っていました。中でも「世界の車窓から」のポスターにダイレクトに向かってくるお客様が多く、番組の知名度!にしばしありがたく酔いしれてみたりしましたが(笑)、実際の交渉となると国の違いやシステムの違い、もちろん金額交渉などなかなか難しいことも多いようです。でもこのようなマーケットがあると、FACE TO FACEで話ができるので、単なるビジネスというよりは、よりリラックスした雰囲気でのぞめるような気がしました。さまざまな言語が飛び交う、いわばちょっとした宇宙空間ですね。
ATP全体を通しては、ドキュメンタリー映像が人気で、テレビ放送だけではなく、飛行機の機内で流す映像や、DVDの直販売、映画館上映などバイヤーの方々の目的もさまざまで映像の頒布先として更なる可能性を感じました。
また、個人的には、普段はあまり顔を直接合わせる機会の少ない他の制作会社の方々ともいろいろな話ができたので、とてもありがたい期間となりました。今後もこういったマーケットが広がれば、今後は、海外と共同制作で生まれる作品も増えていくのではないかと思います。