『あの夏~60年目の恋文』(2006年8月8日NHKBShi放送)がATP賞テレビグランプリの情報・バラエティ部門で最優秀賞を受賞いたしました。10月24日に行なわれる授賞式では、他部門から2作品ずつ選出された最優秀賞とともに、頂点のグランプリを競います。果たしてグランプリ獲得なるか・・・。
~番組ストーリー~
「あの昭和19年の夏……あれほどまでに恋い焦がれていた少年のいたことを、素直に受け止めていただきたいと思うのです。」
(岩佐寿弥・70歳)
「この時間がいつまでも続けばいいのに、という思いに駆られ、ゆっくり、ていねいに拝読しました。60年がひといきに巻き返されて、息も詰まりそうになります。」
(川口汐子・80歳)
太平洋戦争末期、男は奈良の国民学校4年生、女は教育実習生だった。2人は戦後60年の時空を経てたぐり寄せられ、不思議な往復書簡が始まる。そして、2人は戦時下で行わ れた希有な教育の記憶を呼び起こしていく。
昨年出版された往復書簡集「あの夏、少年はいた」をベースにドキュメンタリーとドラマを交錯させて描く不思議な愛の物語です。
放送終了後、「若い女性の担任への淡い恋心を懐かしく思い出した。」、「当時の抑制された学校生活のなか、女学校を出たばかりの代用教員の優しさが救いだった。」など、60年ぶりの再開を果たした主人公の男女に、自らの体験を重ねた方々から多数ご意見をいただきました。ありがとうございました。
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