テレコムスタッフ

忘年会

毎年恒例の弊社忘年会が、27日に表参道にある某フレンチレストランを貸切って行われました。 幹事はすべて今年入社した私達新人スタッフ。仕事をやりくりしながら、総勢約100人のスタッフが参加しました。
今年のテーマは出身地、ということにして“ご当地クイズ”や“出身地ビンゴ”を企画したのですが、幹事が皆忙しく、準備も小道具制作も打ち合わせもなかなか時間がとれず、その割りにやたらと出 し物や段取りの多い構成にしたため、当日は不安でした。
が、意外に盛り上がり、参加された皆さんからご好評の声を頂くことができました。
オリジナルで作成した都道府県ビンゴの主な商品は、Wii、DVD/HDDレコーダー、折りたたみ自転車、マッサージ機、カステラ、魚のさばき方DVD、ディープインパクト写真集、高級ワイン、商品券、NIKEiDなどバラエティー豊か。どの商品が当たるかみんな大興奮でした。
お手伝い頂いた方々、来て下さった方々、ありがとうございました。来年は食べて飲んで、ビンゴの景品当てて楽しみたいです（今年は食べ れず飲めずもちろんビンゴも参加できず）

※写真右上・・開始1時間前まで社内で準備
※写真左上・・緊張気味の司会Kくん
※写真右下・・盛り上がったビンゴ
※写真左下・・おいしい料理もたくさん

　

飛んでクリスマスに居る夏の虫

日増しに寒さのつのる頃となりました。皆様、いかがお過ごしでしょうか。
つい先日（2006年12月某日）、夏のイメージカットの撮影がありました。小さい規模の場合、撮影の小道具を揃えるのもADの仕事のひとつであったりするわけですが・・・。
この日撮影用に揃える小道具のリストには、蚊取り線香・虫取り網・麦わら帽子・・・
スイカ・・・クワガタムシ・・・・。
スイカ・・・クワガタムシ・・・・。
スイカ・・・クワガタムシ・・・・。
悩んでいてもしょうがないので買出しに出かけました。
渋谷のフルーツショップにて、ディスプレイに綺麗にならんだスイカを発見。
正直、この店のセンスを疑いました（でも、あってヨカッター！）。2つ購入です。かなり重いです。船橋のペットショップにて、腐葉土の中で蠢くオオクワガタの成虫を発見。
国産はバカ高いので安い中国産を買うことに（マツタケかッ！でも元気なのでヨカッター！）。先にスイカを買ったことを後悔。さっきから重い。
買出しを終え、スイカ2個と元気なクワガタの入った虫かごを抱えながら、会社のある表参道を歩く私。すれちがう恋人たち。クリスマス仕様に輝くイルミネーションが瞳と心に染みました。
後日、撮影終了後、食べられるスイカはさっさと消化されオオクワガタは、自然に帰すべく会社の庭に放されました。
その2日後・・・、会社から道路をはさんで３０ｍほど離れた場所にある弊社別館のトイレで、例のオオクワガタがいるのをスタッフが発見。庭を離れて行き着いた先が、同じ会社のビルだとは・・・。
社内で飼われることになったオオクワガタの芝田さん（名前も決定しました）。越冬できるかどうか心配です。

あなたの7つ道具は何ですか？制作業務部篇

制作業務部は私を含め4名おりますが、それぞれ微妙に七つ道具の内容が違うと思います。
今回は私的制作業務部・七つ道具をご紹介します。
①総務部同様にパソコン（今の時代、コレがないと始まりません）
②電卓（精算チェックや請求書処理には必須アイテム）
③書きやすい黒ペン＋赤ペン（私の場合はパイロットのHI-TEC・0.5ミリが御用達です）
④10色蛍光ペン（私だけかもしれませんが、ヤマト運輸などの請求書を番組ごとに振り分けるのに大変役立ちます）
⑤仮払出金予定表（テレコムでは申請した日から中二日あけて出金されるシステムです。お忘れなく！）
⑥スケジュール表（会議日時などをメモし、スタッフが忘れないよう事前にメールを打ったりするのに必要）
⑦指サック（伝票を仕分けたり、精算チェックの時に役立つ優れモノです）

以上七つ・・・どれが欠けても仕事がしづらくなります。 制作業務部は制作スタッフが、如何にいい環境で仕事が出来るかを常に考えているセクションです。経理 と制作サイドの潤滑油的な存在でもあります。いつも迅速かつ正確に制作スタッフのフォローが出来ればと思ってます。しかし、会社の決まりごとを守れなかったり、何度言っても同じ間違いをする場合は、時には厳しく注意することもありますが、総務部同様、愛情あってのことですのでご理解頂けたら幸いです。

日頃の行いって？（経理部員のつぶやき）

たとえば人って、良い事や悪い事に遭遇した時「日頃の行いが云々」と言ったりしますが、先日あった出来事で、こちらは準備万端整えて後は書類を待つのみだった時に、書類作成者に予期せぬアクシデントが起きて、こちらは時間外作業を余儀なくされ、朦朧としながらもなんとか締日に間に合わせる事が出来ました（ホッ！）。
プリプリしたまま作業しながら、「こんな大事なときに･･･アクシデントだなんて」よっぽど「日頃の行いが悪いからね･･･」なんて思いつつ、待って！これって私も「日頃の行いが悪いって事―」後々になってあれっ～て！（遅すぎー）

あなたの7つ道具は何ですか？総務部篇

今年も残すところあとわずか。日に日に高く積まれていく未処理の書類を横目にしつつ、社内で起こる日々の事件？の対応に追われている私たち総務部の7つ道具を、今日はご紹介しましょう。
①パソコン・・・マル秘情報たくさん
②シュレッダ・・・個人情報保護ですから
③業務手帳・・・仕事の予定の他に社内の出来事も記録します
④内線電話表・・・ほぼ暗記しています
⑤マグカップ・・・二人とも緑茶好き。これが若さと美と健康の秘訣？
⑥エプロン・・・只今キレイ計画プロジェクト進行中。職場環境の改善に取り組んでます。
⑦脚立・・・電球だって交換します。時々心優しい男子が手伝ってくれます。

今後も時には姉のように、そして時には母のように深い愛情？で160人余りのスタッフを陰ながらタフに支えていきたいです。

金融教育フェスティバル ロケ日記Ⅱ

ニューヨークも３日目、この日はクィーンズ地区の小学校を取材した。
マンハッタンから車でおよそ４５分。ニューヨークの地下鉄で終点近くにあるこの小学校は、かなり寂れた地域にあった。すれ違う人は黒人、インド系ばかり。白人といえば、僕のコーディネーターぐらいだった。この地域を歩く分には特に怖くはないのだけど、走っている車の８０％は高級車（しかも黒人に人気のレクサスが大半）。建っている家と走っている車が全く相反するところが、この地域の危険性をよけい感じさせていた。この地区のロケは午前中で終わった。学校の外観を撮影している最中に「金、恵んでくれ」と浮浪者に、いや浮浪者というより普通の格好をしている男に言われた以外は、特に危険な目には合わなかった。でも、外国ってこういう地域があるのが普通で、日本って本当に安全な国だなと改めて実感した。
そして無事この日のロケも終わった。夕食のあと、ホテルへ戻り、翌日のルイジアナへの移動のためパッキングを終え、ベッドの上で深夜一人構成を練っていると、何か腕がチクッとした。ダニが僕の腕の上を歩いていた。ダニに咬まれたのだ。よく見ると布団にダニがウヨウヨ、３０匹ぐらいはいたと思う。最悪。先日の発砲疑惑事件の事もあるし、もう嫌だ、３日後にまたニューヨークに戻ってここに泊まる予定だったが、そのときは別のホテルにしてもらうよう、即コーディネーターに電話した。何が気に入らないかというと、このホテルがニューヨークで一番安いということでブッキングしたんだけど、一番安くても、日本の ビジネスホテルの３倍の料金は軽く超えているのである。その値段でこのホテルである。この時期（秋）のニューヨークは一年で最も高いシーズンらしく、普段は１泊５０ドルぐらいのホテルでも、１泊２００ドルは平気で超えるそうだ。
お金に余裕のない人は秋にニューヨークに観光にいくのは避けた方がよい。確かにニューヨークの秋は「オータム・イン・ニューヨーク」という映画もあるぐらい、とても綺麗なんだけど。

プレEXM

ATPが主催するテレビ番組製作会社就職志望者のための業界研究セミナー プレEXMに参加してきました。ヤクルトホールに集まった制作会社は30社。
そして、集まってくださった学生さんは500人近く。雨にもかかわらずご来場いただいた方、ありがとうございました！
各会社の持ち時間はたった10分でしたが、『クオリティーの高い番組にこだわり、コンテンツを大事にする』という我が社のカラーを感じていただき、ご興味を持っていただければ幸いです。

また「今回のプレEXMに参加できなかった」、「現場の人たちと話したい」という方は、来年2月12日に合同説明会TV-EXMがあります。ここでは、現場で活躍するアシスタントディレクターや、ディレクター、プロデューサー達が、みなさんのご質問に直接お答えします。私たちもみなさんとお話できることを楽しみにしておりますので、ぜひご参加ください。（お申し込みはこちらのサイトからお願いいたします）

京都・奈良物語

テレビ朝日「都のかほり」という番組で、京都・奈良にロケに行ってきました！
取材先のひとつ、護王神社では、狛犬ならぬ、狛イノシシのいる、全国でも珍しい神社です。けっこう 勇ましい顔ですねー。このイノシシにお参りすると、足腰の病を治してくれるとのことです。
そして、移動中に舞妓さん発見。最近、観光客も舞妓さんの衣装を着ることのできるサービスがあるらしいけど、この人は、本物の舞妓さんです。
その後、日が暮れた頃に向かったのが、ある会社のイルミネーションです。５７万個もある という電飾が光輝いていました！今年で12年目、いまや京都の クリスマスの風物となっているそうです。カップルはもちろん、親子連れ、会社帰りの人々でにぎわっていました。いいねえ・・・。と私は微笑ましく見守るのみでした・・・。

翌日、奈良。
十二月から二月にかけて、最盛期を迎えるというイチゴ農家へ。「あきひめ」というこのイチゴ、スタイルがよく、やわらなか甘みが特徴です。美味しかった！ごちそうさまでした。
奈良公園で鹿にも挨拶、などなどあって、ロケ終了です。
お疲れ様でした。

「業界人カオルの分別」箸使い⑤後編

母は最後の飯を口に入れ、このあと塩昆布を取ろうかどうか、箸を持ったまま考えていた。そう、母は決して箸を手放すことなく、飯を、塩昆布を、汁椀を取って食べているのだ。かく言う自分はというと、そろそろ飯を食べようと思うのだが、飯を口に入れるためには、「茶碗を取る」に加えて「箸を取る」というアクションが必要になる体勢である。洋食ではきっとナイフとフォークを皿に載せてモーグモーグしているはずだ。これを一口食べる度にしているとすれば、なるほど、相当の時間がかかるに決まっている。これが、私の出世が遅れた理由か……
カオル：　　 なんでそういう癖、治してくれなかったの？　
母：　　　　　え？　お父さんもそうだから。
まさか。「遺伝」ということ？　留守の父をダシにして、「姑の躾問題」にしようとしている？ああこんなこと考えているうちに箸を取らなきゃ。なんせ今日はサシの勝負なのだから。
母：　　　　　ご馳走様でした。りんご食べる？
カオル：　　 あ、後でいいわ。まだフライ残っているから。
母は流しでりんごを洗い始めた。シャキシャキご飯を食べる母と、のろのろ休みながらご飯を食べる父。我が家の食事のスピードは母が父に妥協して構築されたに違いない。その後子どもたちにも決して「早く食べなさい」とは言わなかったのだから、おそらく母は相当辛抱したのではなかろうか。仕方がない。このスピードで生きるしかないのだ。
せいぜい他人様に迷惑をかけないように気を付けよう。そう思いながら最後の飯を口に入れた。とそこへ、流しから戻ってきた母が言った。
母：　　　　　不思議ねえ、あんた歩くの、もーのすごく早いのに。                          
                私もお父さんも いつも置いてかれるのよ、あんたと出掛けると。
つくづく協調性のないヤツに育ってしまったもんだと、モーグモーグしながらうなだれた。
　　　　　　

金融教育フェスティバル ロケ日記

その１　ニューヨークの夜
１２月２日、東京ビッグサイトで「金融教育フェスティバル２００６」が開催された。ビッグバン以降、ここ数年、日本では金融商品が多様化し、金融トラブルが増加している。トラブルに巻き込まれないため、またそれが原因で、自分の夢が絶たれないようにするためにも若い時からの金融教育が必要なのではないか。ということで、なかなか学ぶ機会の少ないお金のことを、楽しく学ぶことを目的として開催されたイベントです。
  で、この金融教育フェスティバルで上映するＶＴＲ制作のために、１０月下旬、金融教育先進国のアメリカに取材に行ってきました。４年ぶりのアメリカです。実は僕、２００２年まで、ニューヨークで生活していました。理由あって日本に帰国し、以来、このテレコムスタッフで働いているわけです。４年前帰国するときは、ニューヨークを離れるのがすごく寂しく、出来ればニューヨークでこのまま仕事をしたいと思っていました。ニューヨークの街並みは、歩くだけでも全く飽きないし、何がというわけではないのだけれど、一度住むと離れたくない気にさせる特別な街。アメリカでの生活は本当にとても楽しかった。極端な話、ものすごく愛想の悪いファーストフードの店員とかも全く気にならなかった。
　というわけで、１０月２２日１８時。ニューヨークＪＦＫ空港に到着しました。全然変わっていなかったですね。マンハッタンのホテルまでタクシーで行ったのだけど、運転手は平気でタバコは吸うし、パンは食うし。そういう、客を全く気にしないところがアメリカらしいですね。ほんとうにマイペース。そしてホテルに到着。ホテルはアッパーウェストのハーレムから近いところにあり、ちょっと殺風景な感じの場所にありました。ニューヨーク初心者ならちょっと恐怖を覚えるエリアだったけど、まあ、ニューヨークは知っているし、あまり気にせずコーディネーターと打ち合わせも兼ね食事に出かけました。 そして、ホテルに戻りベッドに横になっていると、「パン！」と、外から何やら乾いた音が。「何だ？発砲か？でもまさか。」と思い、そのまま横になっていると、数分後サイレンが。パトカーが５、６台やってきて、近くに止まった模様です。さすがに怖いので外に出て見物まではしませんでしたが、やはり「ニューヨークにいるんだな～！」と実感しました。
　翌朝８時、外に出てみると、全く何も無かった様子で、ニューヨーカー達がコーヒー片手に会社に出勤。昨夜の出来事は何だったんだと思い、デリで買ったとてつもなく薄いコーヒーを飲みながら、コーディネーターの到着を一人待っていました。