当初、一ヶ月とはとても長いもので終わりなど考えてもみませんでしたが、気づけば今日が最後だなと感じているインターンシップ生Iです。
制作の仕事を実際に自ら体験して、現場を知る為、インターンシップを希望し、夏休み前にATP主催のインターンシップ説明会に参加した後に仕事内容が未定である事や期間も通常であれば二週間程度であるはずなのに一ヶ月間という長期間など、不安を抱えたまま仕事は始まりました。
「百聞は一見に如かず」この言葉はそのままこの職業に当てはまると思います、というのも企画会議やロケ、編集など以外にも細かい作業や準備まで、番組作りのほぼ全ての工程を行い、番組を完成へと導いていくスタッフの方々を目の当たりにしてきたからです。今まで、人から聞いてきた話や資料などで見てきたものでは分からないロケの辛さや厳しさ、そして製作スタッフ・技術さんの笑顔や編集スタジオでの長時間編集と終わった後の達成感、一ヶ月間で知り得た事が全てではないけれど、番組制作の流れを学べました。
そして特に、「自分で決める」という厳しさの様な優しさを示して下さったプロデューサーさん。仕事内容だけでなく社会人としての考え方を学び、仕事への姿勢も教えていただいた、本当にお世話になった「趣味悠々」「ぴかぴかマンボ」のスタッフさん。若いのにしっかりと番組作りに取り組み、疲れていても笑顔を絶やさない優しい「今日の料理ビギナーズ」「知るを楽しむ」のスタッフさん。会社にいて戸惑っている際に声をかけてくださった隣の席の方や制作二部の方々。
この一ヶ月間、ロケ先や編集スタジオで知り合えた全ての方から、気づけば多くのこと教えていただいていて、仕事を知ることよりもスタッフの方から学んだことのほうが大きかったように思えます。インターンを始める時、自分はやるべきことをやっていこうと決めていましたが、スタッフの方々のおかげでとても良い時間を過ごしたという思い出を残して今、最終日にデスクに座っています。
時には厳しい瞬間もありましたが、皆さんのおかげで本当に充実した一ヶ月を送ることが出来ました。スタッフの方々には迷惑を掛けていたかもしれませんが、社会人になる前にこのような経験をして本当によかったと思います。
ありがとうございました。
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