今日は保守・管理の人々や施設についてご紹介いたします。保守・管理といってもあまりピンとこないと思いますが、簡単に説明しますと、機材の管理、編集室の機械や部屋の掃除、テレコムスタッフが今までに作り上げてきたテープ等の管理をしています。
ロケで撮ってきたテープや、放送した番組を、協力していただいた方に送る為のコピーをしたり、編集室の機械が毎日正常に動くようにメンテナンスしたり、使い方をレクチャーしたり、日々の仕事をしながら、機械の事や技術的な事で解らないことがあったら応えられるように勉強もしています。コピールームで作業が混んでいる日は、いくらADが早くコピーをしなければいけないと言っても機械が空かない限り進められません。そんな時は何か他の手立てを考えたり、出来るだけその人の思いを汲み取ってあげられるように、機械にはない人々のコミュニケーションで制作の人達と協力しあい仕事をしています。
技術開発部は、実は離れ小島にあります。とは言っても本館から約50m、徒歩20秒ほどの所に「テレコムスタッフ別館」として存在します。ここにはスタッフルーム・コピールーム・編集室があり、ADは一日に何往復もしています。編集等で部屋にこもりっきりの人達にとっては気分転換にもなるし、ちょっとした運動にもなるのでは?!と思います。しかし、雨の日や台風の日は大変です。大事なテープや借り物のロケ道具、精密な機材を持って移動するのは至難の業です。ゴミ袋に入れたり、自分の服の下に抱え込み、傘もささずに物を濡らさないよう運ぶ姿は、涙ぐましいです。また、フリースペースもあり、資料の撮影や、打合せの為にひっきりなしに人が出入りしています。静かな日もありますが、本館とは違った空気で賑やかです。
技術開発部は制作の人達とお互いを刺激しながら、縁の下の力持ちとして番組作りに協力しています!!
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