私は制作業務部の部員です。これから、会社の中で育てた動物の話をしていきます。その1:猫
今から12年前、表参道に引っ越して来て間もないある日、ある社員が4匹の猫を拾って来ました。それらは、まだへその緒がついたまま、スーパーの袋に入れられて、会社の角に置いてあったもの。生まれて間もない猫たちは、それから一人のADによって育てられました。買い物籠に入れられた猫は、しばらく一緒に通勤していましたが、そのうちの一番弱かった一匹は死んでしまいました。そして一匹は通勤電車の、隣に座ったおばさんにもらわれていきました。残ったのは2匹。名前はろくちゃんとくうちゃんと名づけられました。何故なら買い物籠の中で、69で寝ていたからとか。やがてろくちゃんは、他の社員のお母さんにもらわれていきました。このころ2匹は大分大きくなって、机の上に上がり、電話を切ったりしてくれたので、そろそろ上司の怒りを買いそうになっていました。ある日このADがロケに行くことになり、私はくうちゃんを預かりました。その晩は、すごい下痢とゲロで、弱々しく歩く姿を見て、この猫はもうだめかもしれない、本当にそう思いました。
次の日の朝、元気にじゃれるくうちゃんを見て、この子を引き取ろう!!そうしてくうちゃんは、クーデンホーフ・カレルギーと改名し、今、私の最愛の同居人になっています。
私の兄は、駐車場に止めていた車の内側に、生まれて間もない子猫が潜んでいて、エンジンをかけたとたん、ギャッ!!という声。内臓がこぼれそうになった子猫を包んで獣医に駆け込み、大手術。しかし今、兄の家族の一員として大きな顔で暮らしています。
ほんと猫って、やっかいだったり、人の顔色みたり、自分のこと猫だって思ってないやつがいますよね。
投稿情報: 猛獣使い | 2006年7 月 7日 (金) 午後 12時05分
この日記を読んでつい最近の出来事を思いだしました。私の住んでいるマンションの駐輪場に一匹のとら野良猫が生活しておりました。この猫、毎朝毎朝、私がマンションをでてバイクに乗ろうとすると、私のバイクの座席でくつろいでいるのです。最初はただただ煙たくて、シッシッと追い払っていました。すると大あくびをしながら面倒そうに何処かへ。そんな毎日を繰り返していたある日、というかつい先日、突然姿をくらませたのです。この一週間、私のバイクに座っている事はありません。最初は「またあの猫いんのかぁ面倒臭いな。」でしたが今では「今日は乗ってんじゃないかな。」という妙な期待に変わりつつあります。猫って本当に勝手な生き物だと思います。長々と私は何を語っていたのでしょう。でも、くうちゃんは最愛の同居人とまで言ってもらえるご主人にかわいがってもらえてとても幸せ猫家族だと思います。ああ、あと数時間後で朝がきますな。どうでしょう今日は。
投稿情報: hiroyuki oguri | 2006年7 月 7日 (金) 午前 04時49分