入社して半年を過ぎましたNです。昨日、新入社員の仲間と共にATP授賞式にお邪魔しました。華やかな会場の中で読み上げられる受賞番組には、長期ロケの末の渾身の番組があれば、着目点や構成力が光る番組があったりと、多様な作り手たちの才能と日々の努力…というか執念が感じられました。
その中で特に目を引いたのは、新人賞を始めとした若いディレクターやプロデューサーの受賞者たちです。そして彼らと組む経験豊かな他の制作スタッフの姿も、です。若い才能のまっすぐ通った根気をサポートする、そして評価することのできる環境で秀作は時に生まれるのかもしれない…と思いました。
では自分はどんな若いテレビマンになりたいのか、とふと考えました。毎日実用的業務をこなすAD職からは少し離れた想像ですが、確かに地続きではあるのでしょうから。
とりあえずは、愚直にも「面白いこと考えたい、ひょんなことに出会いたい」と思いました。(笑)
いつも身を置く番組作りの視点とは違った角度から、制作スタッフの姿や意見を知ることのできる有意義な時間でした。
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第25回 ATP賞テレビグランプリ2008受賞式 10月21日六本木ハリウッドホール
以下2作品が、受賞しました。
○ドキュメンタリー部門優秀賞
NONFIX「高橋シズヱさん 彼女と過ごした7ヶ月」
~地下鉄サリン事件 被害者の会 代表世話人~
テレコムスタッフ/フジテレビ
○バラエティ部門優秀賞
「星新一ショートショート劇場」
テレコムスタッフ・NHKエンタープライズ/NHK総合
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