テレコムスタッフ

こちらアニマルプラネット新聞社

8月15日から放送が始まった『こちらアニマルプラネット新聞社』。
世界と日本の動物映像や、最新のペット事情をスクープする動物情報番組です。特派員からの海外映像と日本の独自取材によるニュースなど、動物に関するオモシロ情報が盛りだくさん。番組の誕生秘話や苦労話、収録の様子などをご紹介する制作スタッフのブログも合わせてご覧下さい！

次回9月5日の放送は・・・、～ゾウの鼻の不思議を探れ～
千葉県にある市原ぞうの国の生後2ヶ月の赤ちゃん象ゆめ花と華恵が対面します。海外リポートは、女装するある生き物の話、道具を使うゴリラやガソリンスタンドの犬のための新しいサービス、在来種を脅かす捨てヘビの話をご紹介します。どうぞお見逃しなく！

毎週水曜　アニマルプラネットにてよる8時～放送中

河内 紀 音と映像の世界

河内 紀　音と映像の仕事
－耳をすます、眼をこらす－　上映のお知らせ

弊社ディレクター河内 紀（かわちかなめ)の演出作品『ドキュメンタリー人間劇場 八ヶ岳山麓 地下足袋をはいた詩人』(ATP優秀賞)などが、9月4日より一角座にて上映されます。
毎週末には本人とゲストによるトークライブも開催されますので、ぜひご来場いただきますようお願い致します。

■9月4日(火)～9月9日(日)
『ツィゴイネルワイゼン』 (144分)
■9月19日(水)～9月24日(月)
ドキュメンタリー「人間劇場」
・『のんきに暮らして82年～たぐちさんの一日～』(45分)　　　　　　　　　　　　　　　　　
・『八ヶ岳山麓 地下足袋をはいた詩人』(45分)
■9月11日(火)～9月17日(月)
『陽炎座』(140分)

※詳しい情報は、こちらをご覧下さい。

『100円玉に愛をこめて～世界の子供たちのために～』

一円を笑う者は一円に泣くと、母親に叱られたのは昔の話。今は子供たちが手の中に100円玉を沢山握りしめガチャポンの前に並んでいる。お金の価値も随分と変わったものだ。
そんな100円にスポットを当て、魂を込める！それが30日夜９時からの『100円玉に愛を込めて～世界の子供たちのために』だ。
世界では、１年に1,100万人もの子供たちが５歳になる前に命を失い、１億人もの子供たちは学校に通うことが出来ない。そんな子供たちにとって は100円が、夢をつなぎ、時には 命をも支えるのだ。
取材にあたったスタッフはさまざまな問題にぶつかる。

　ヨーロッパ最貧国モルドバの少女。母 は出稼ぎで不在、父は病身で働けず、今日食べるパンも買えない。100円で一週間はしのぐことができてもすぐに元通り、やがて人身売買の魔の手が忍び寄る。その現実を前にディレクターは葛藤する。

　ゲリラに連れ去られ兵士となった元少年兵を取材しようとコロンビアに入ったスタッフからは、何日取材しても見つからないと連 絡が入る。元少年兵は、脱走したことがわかるとゲリラに命を狙われる。本人だけではなく 家族や親戚にも類が及ぶという。そのため、彼らは素性を隠し、今もおびえて暮らしているのだ。やっと出会えた元少年兵からは「平和よりも、目の前で殺された父の復讐を」という言葉が…。あまりにも重い…。
無力さを かみしめながら、リポーターの宇梶剛士さんが語った言葉が胸に残る。「…でも何もできないって…あきらめちゃいけないん だ…」。VTRを見るスタジオ出演者の目からも涙があふれる。

今回100円は、テレビ東京のホームページを通して全国から集められた。子供たちは、飲み物を我慢して100円、バスを使わず歩いて100円、皆これを使ってと訴える。一人一人の手に握られた小さな100円が集まって大きな100円になった。
100円の底力、是非ご覧ください。（番組プロデューサーより）

■スタジオ出演
MC　久本雅美／金子貴俊
ゲスト　辺見えみり／須藤元気／森永卓郎
■リポーター
城咲仁（ケニア）／ちはる（モルドバ）／宇梶剛士（コロンビア）※出演順
■8月30日（木）夜9時より放送　テレビ東京

AD侍日記

初日8/1、10時に出勤した拙者は、総務部のＦさんに会社を案内していただいたのでござる。3階の制作2部のフロア、忙しそうに走り回る御人たちを見て、「ああ、拙者もついに会社人か・・・」と感無量でござった。自分のデスクを前に、「これからここがそなたの席じゃ」と給わったときはまた、感慨ひとしおであった。仕事用にＰＨＳも給われるそうな。もったいないことでござる。
親切にもＦさんは拙者を各階の先輩方に紹介してくださったのでござった。
「拙者はＴと申すものでござる、皆々様お見知りおきを」と頭を下げて回ったでござる。
女性の多い、明るくて活気のある職場、という感想でござる。
各フロアには水の入ったタンクが置かれおり、そこで各自好きに健康にいいアルカリイオン水を飲むことができる、コーヒーも飲み放題なそうな。
別館は技術部の御人のいるところで、オフラインの編集機材や撮影のカメラなどのあるところでござった。いうなれば制作を陰で支える「縁の下の力持ち」でござるな。

ＡＤのＫさんに会い、仕事について簡単にレクチャーをうけたのでござった。早速番組が収録されたＶＨＳテープに貼るラベル作りの仕事をやらせていただいた。初回なので上手くはできなかったでござる。テレコムでは決まったお昼休みというのはなく、各自が適当に昼食をとるということでござった。今日は会社の近くでＫさんにラーメンをおごっていただいたのでござった。その後、何件か他の会社にテープなどを届ける仕事などがあった。
今年の夏は暑い。着物に塩が浮いたのでござった。今日は初日なので早く帰れたが、緊張していたのでひどく疲れた。給料をもらって働くというのはやはり大変なことなのでござる。

私のお父さんは誰ですか

フランスがドイツに占領されていた第二次大戦中
２０万人もの子どもたちが、父親を知らずに産まれた
その子たちは、“ドイツ野郎のこども”とさげすまれて生きてきた
母に捨てられ、出生の秘密を抱えながら…
愛することが罪だった時代だった
あれから６０数年
子どもたちは父親を捜し始めた

『私のお父さんは 誰ですか　～フランス・戦争の落とし子たち～』
NHKBS1　 8月19日（土）23時10分～放送

～制作者よりひとこと～
アメリカ時間で８月９日、元ホワイトハウスのカメラマン、ジョー・オダネル氏が亡くなりました。戦後の５代の大統領の傍で人間としての大統領たちを見つめた人です。ジョーさんは、それ以前日本の占領軍の一員として海兵隊所属のカメラマンとして戦後の焼け跡に這いつくばって生きるにっぽん人をレンズを通して見つめました。それは、戦勝国のアメリカ人としてではなく、同じ人間として記録した写真でした。「焼き場に立つ少年」（原爆の夏　遠い日の少年2004年8月BS-iにて放送）はそんな一枚です。
今回の「私のお父さんは誰ですか」（BSドキュメンタリー）は、同じ思いで取材した番組です。右傾化する日本で、戦争をちゃんと検証してこなかったツケが、戦争を軽く見る、ゲームかのような幻視を起こさせる風潮を生みました。
世界には、戦争を引きずって生きている人がいることを放送を通じて知って欲しいと思い、３年の取材を経て放送することが出来ました。浮き足立った世界に、静かにこうした十字架を背負って生きる人の声を届けるのもまたテレビジャーナリストの仕事でもあります。

納涼会

やきそば、枝豆、焼き鳥、たこ焼き、とうもろこし・・・etc。
そして氷が入ったプールにはビールやスイ カ。
ここは屋台ではありません。会社の中です。今日は社内納涼会。忙しくて夏休みをまだ取れない人も、束の間の涼を楽しみました。
開催日時が決まったのは前日でしたが、プールやホットプレートは社内の小道具置き場にあった為、氷や食材の調達をするだけで準備はすぐに整いました。
開始時間の17時を過ぎるとニオイにつられてみんなちらほら3階の会場へ。 普段は打合せや、通路になっているスペースがたちまち人で溢れました。
100本以上あった焼き鳥や、50個のキティちゃんいなり、70個のたこ焼きなどテーブル一杯に並べられた料理は、瞬く間になくなっていきます。中には今日初めての食事だと喜んでほおばる人も。
特に好評だったのは、ホットプレートで焼いた具だくさんのやきそば。昼過ぎから狭いキッチンで野菜を切って仕込みをしていましたが、6回に分けて焼いたそば30玉は、あっという間になくなりました。やっぱり手作りの味に飢えていたのかしら。
そして辺りが暗くなり始めた頃には、デザートのケーキやスイカもたいらげて、みんなまた仕事に戻っていきました。
まだまだ暑い日が続きますが、暑さに負けずがんばろ～！

ADスタイル

コンニチハ。今年の新入社員です。
現在、『デジスタ』こと『デジタル・スタジアム』http://www.nhk.or.jp/digista/という番組を担当しています。デジタル技術を使ったアート作品を紹介する番組なのですが、学生時代に少々カジっていたこともあって、楽しませてもらってます。テレビとアート、表現という点では同じですが、あらゆる部分で全く違うベクトルを持っています。
そういう意味で、作品を観るのはもちろん、作者の方に会って話を聞くのが面白いですね。番組でもそういう面白さを伝えられたらなーと思います。

とまあ、真面目な話をしてもいいんですが、ソレだけじゃなんなので。
番組はスタジオ収録なのですが、ここでいわゆるADグッズが活躍する訳です。このブログの以前のエントリーで、AD七つ道具なんてのが載ってますが、実際やってみて感じるのはADの「服装」の実用性。コレは大事です。

まず、動きやすいコト。音を立てず、歩きやすく。必然的に靴はスニーカーになります。
次に、丈夫であること。道具や美術を運んだりしてると汚れたり破れたりする可能性は大。ジーパン率が高い理由も分かります。
そして収納力。マジックに台本にビニールテープと、使用頻度の高い物はとにかくポケットに入れます。 今まで服に収納力なんて求めていませんでしたが、最近はカーゴパンツの威力をヒシヒシと感じます。6ポケット万歳。丈夫さと合わせて軍パンなんかが理想的かもですね。

もちろんADバッグも必需品です。コレは個人の趣味が出てる感じがします。ウエストポーチだったりシザーバッグだったり斜めがけのポーチだったり。僕の場合は、ガムテープ等のテープ類を通すためにストラップが外れるコト、書類系を入れることも多いのでA4が入るサイズってコトで選びました。もちろんポケット多めで。しかしデカ過ぎたようで、収録中に先輩から「そんなの持ってドコ行くの？」などと突っ込まれたりも。その辺の経験値はまだまだですね。実用性と見た目と値段。いいトコをみつけられたら良いな、と思いつつ、とりあえず買っちゃったので今のでガマン。

ボクってかたちから入るタイプ！？

「世界の車窓から」ADになりました

何かをつくる、創造的な仕事がしたいと思いADを志望して１ヶ月半が経ちましたが、
希望していた通りの仕事内容に、充実した毎日を送っています。
　前職は、デスクワーク中心の仕事だったので、編集スタジオや放送局を行き来することの多いADの仕事に新鮮さを感じています。「番組作りに関わっている」と実感するときです。しかし、リサーチや編集の準備などは、机の上でPCに向い、じっと作業をすることが多い仕事でもあります。
　この番組は、２週分ずつ、編集していきますが（３週分のときもあります）一つの編集スケジュールが終わると、心地よい充実感があります。ものづくりに関わっている楽しさ、そして、番組を見てくださる人たちがいるからこそ、この仕事ができるのだ•••と思えるときです。
  想いをかたちにしていけるように、少しずつ、一歩一歩。