「のだめカンタビーレ」で、クラシック音楽に興味を持った方に、是非、見ていただきたいのが、この番組です。 ドラマではありませんが、ヨーロッパの音楽界に大きな足跡を残した謎の日本人を紹介した紀行番組です。気楽に見られる番組です。
あらすじはというと…
今から100年以上前―。ドイツ皇帝が「今世紀最大の発明」と大絶賛し、当時の音楽家たちを虜にした伝説の楽器が、ベルリンにありました。しかし、皇帝が愛したその楽器は、今では全く目にすることのない幻の楽器となってしまったのです。その幻の楽器とは、いったいどんな楽器だったのでしょうか?
更に、驚くべきことに、その楽器の発明者は、日本人でした。当時、クラシック音楽をほとんど聴くことのなかった日本において、なぜ日本人が、ヨーロッパの人々を驚愕させる楽器を発明することが出来たのでしょうか?そんな音楽にまつわるミステリーを紐解いていきます。
出演者は、ピアニストの西村由紀江さん。西村さんが、ドイツ・オーストリアを駆け巡り、体当たりで、音楽界の謎に挑戦していきます。果たしてこの旅で西村さんが、出会ったものとは?
ちょうど、取材した時期は、クリスマスシーズン。ヨーロッパが一年の中で、一際、華やかに輝く季節でした。日本とは全く違うクリスマスの雰囲気に、スタッフ一同、何だかよく分かりませんが、子どもの頃に戻ったように、ワクワクしました。そんな美しく、楽しい映像も見所の一つです。美しい音楽と、華麗なヨーロッパの風景をお楽しみ下さい。
「ヨーロッパ音楽の旅 ドイツ皇帝が愛した幻の楽器と日本人」
2008年2月9日(土) 夜9:00~10:55 BSジャパン放送
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