「男自転車ふたり旅」~イタリア1200キロを行く~
ご感想や、続編へのリクエストをたくさん頂き、ありがとうございます。
なんと!皆様のご声援のおかげで120分拡大版が放送される運びとなりました!
今回は120分拡大版ということで、前回の放送では泣く泣くカットしたイタリアの人々との出会いはもちろん、絶景の中の走りもたっぷりとご覧いただけると思います。
どうぞご期待ください!
放送日 3月15日(日)16時~18時 (BS-hiにて放送)
「男自転車ふたり旅」~イタリア1200キロを行く~
ご感想や、続編へのリクエストをたくさん頂き、ありがとうございます。
なんと!皆様のご声援のおかげで120分拡大版が放送される運びとなりました!
今回は120分拡大版ということで、前回の放送では泣く泣くカットしたイタリアの人々との出会いはもちろん、絶景の中の走りもたっぷりとご覧いただけると思います。
どうぞご期待ください!
放送日 3月15日(日)16時~18時 (BS-hiにて放送)
2009年1 月21日 (水) カテゴリー: ただいま制作&放送中 | 個別ページ | コメント (1) | トラックバック (0)
「男自転車ふたり旅」~イタリア1200キロを行く~
ご感想や、続編へのリクエストをたくさん頂き、ありがとうございます。
なんと!皆様のご声援のおかげで120分拡大版が放送される運びとなりました!
今回は120分拡大版ということで、前回の放送では泣く泣くカットしたイタリアの人々との出会いはもちろん、絶景の中の走りもたっぷりとご覧いただけると思います。
どうぞご期待ください!
放送日 3月15日(日)16時~18時 (BS-hiにて放送)
2009年1 月21日 (水) カテゴリー: ただいま制作&放送中 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
2009年1 月16日 (金) カテゴリー: ただいま制作&放送中 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
昨年12月末の放送後、たくさんの反響をいただいた『ターシャからの伝言~花もいつか散るように~』。
みなさまからのご要望のおかげで、再放送が決まりました。
前回見逃した方は、どうぞお見逃しなく!
『ターシャからの伝言~花もいつか散るように~』
2月20日(金)NHK総合 午前1時15分~
2009年1 月 7日 (水) カテゴリー: スタッフからのお知らせ | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
今回はスタジオ撮影についてお話します。
「きょうの料理ビギナーズ」(NHK教育、以下ビギナーズ)のスタジオ撮影に同行してきました。これは毎回テーマに沿ったレシピを、初心者向けに解説する料理番組です。1回の放送時間が5分なので、一度に8回分まとめて撮影します。
朝8時、番組ADはすでに待機中。車への積み込みは既に終了し、あとはスタジオに向かうだけでした。事前打合せで、必要なこと(各スタッフへの連絡・確認なども含まれます)を把握し、前日までに必ず準備しておきます。
スタジオ撮影で持っていく荷物は、番組ごとに違いますが、レギュラーの場合、大体いつも必要になるものとその都度使用するものの2つに分かれます。共通して必要になる道具は、ガムテープやドラフティングテープなどのテープ類、カッターやハサミ、スプレー糊などですね。あとはスタッフ用の飲み物やお菓子類、ゴミ袋などでしょうか。また、ADたちの多くは、テープ類をすぐ取り出せるように、バッグのベルトなどに通して腰にぶら下げています。それから、絶対必要になるものといえば台本、これは基本ですね。そして香盤表。これは台本を元に実際にどう撮影していくかを組んだ撮影の進行表です。
「ビギナーズ」では包丁やまな板、皿類、お玉や菜箸、台布巾などのキッチン用品や調理器具は段ボール箱に入れロッカーの上に常備しています。毎回何を用意するかは、監修の先生(撮影時の調理もします)に指示を仰ぎます。
今回撮影で使ったキッチンスタジオです。 広さは70平米くらいでしょうか。CMや料理番組でよく見かける、ダイニングとキッチンが一緒になった室内セットを思い浮かべてもらえると話が早いです。
この番組では主に調理している手元だけを撮るため、それほど大掛かりな照明も美術も必要ありません。可動式の調理台を中央に配置し、そこで監修役の料理の先生が調理していくところを一つ一つ撮っていきます。スタジオに到着するとADも技術(カメラマンや音効さん、アシスタント)スタッフもそれぞれ撮影前の準備にとりかかります。
到着してから撮影前までにADがやるべき仕事は…
1)皿類をすべて出しておく
(先生から指示があったとき、すぐに出せるように)
2)割烹着(撮影の際、先生が着用)をアイロンがけする
3)台本と香盤表の用意
4)机を定位置に設置する(カメラマンがセッティングする為)
5)スタッフ用の飲み物・お菓子、ゴミ袋などの準備
こんな感じでしょうか。レギュラーということもあるのか、自分がやることを把握していて、手早く済ませていきます。ディレクターや他の制作スタッフも徐々に現れ、あとは、出演者(監修の先生)を待つばかりです。
先生が到着すると、いよいよ撮影です。
以前、僕が参加した番組だと、毎回、スタッフが集まったところで当日の撮影について簡単に確認する打ち合わせがあったのですが、今回は淡々と準備を終わらせて、そのまま時間が来たら撮影に入るという感じでした。スタジオ撮影は今回が初めてというS君は微妙に緊張していますが、ディレクターに促されて撮影開始をスタッフ全員に呼びかけます。
撮影は準備と同じようにスムーズに進んでいきました。
出演者が実際にどういった体の動きをするか(皿に料理を移す動きであるとか、ボウルの中で具を和える際の菜箸の動きであるとか)リハーサルをし、最終的な確認をして、場合によってはカメラの位置や出演者の立ち位置などを修正します。カメラマンはファインダーを覗きながら、画面から見えるべきものが見切れていないかとか、逆に映るべきでないものが映っていないかといったことをチェックし、ディレクターも同時にサブ出しのモニタでカメラの絵を確認します。ディレクターとカメラマンと出演者の三者が共同で進めている作業ともいえそうです。
ちなみに、今回のメインADのS君は勝手がつかめないのか、撮影中、ディレクターから「先を読んでね」とか「自分で確認しなきゃだめだよ」と言われていました。(それでも、周りのスタッフが手順を熟知しているためか撮影が混乱することはありませんでした。さすがレギュラー番組です。)
ところで、ADの現場での役割は何でしょうか。
次のシーンで使う皿や材料を手元に用意し、終わったものを下げ、別のものを出すとか・・・その都度現場で起きていることに対応していくということ。そして、それぞれの間を取り持って全体の意思疎通を保つというのも、もしかするとADさんの現場での役割かもしれません。
あるベテランADは「どんな現場でも、その現場を盛り上げることですよ」と言っていましたが、案外そういうことかもしれません…。
次回は、撮影に欠かせない香盤表について、実際にどうやって作られたかも含め説明したいと思います。
2009年1 月 6日 (火) カテゴリー: テレビ制作の現場 | 個別ページ | コメント (1) | トラックバック (0)
次回の「小さな村の物語 イタリア」は、ザヴァッタレッロ/ロンバルディア州
ミラノの南にあるザヴァッタレッロ村。
鍛冶屋のエツィオ。昔ながらの方法で鉄を鍛える。かつては屈強なアルプス部隊に属し、ロバの蹄鉄を鍛えていた。極寒のアルプスで鉄を打ってきた。だが平和な時代を迎えてからは、村の窓枠や手すりを作ってきた。こどもたちは大きくなって巣立ち、愛犬レオがいまは話し相手だ。
ヴィルジーリオは、村に伝わる古い道具を集め、4万点にもなった。村はずれの豚小屋を改装して博物館にし、無料で公開している。彼は幼くして父を亡くし、親戚の下で育った。ろくに食事もできない時代を耐えしのいで生きてきた。そんなかつての厳しい暮らしで使っていた生活道具を大事に残している。そしてそんな時代を忘れないで欲しいと、コレクションを重ねているのだ。
村の広場で花屋を構えるジャンルーカ。4世代にわたる9人家族だ。昼時ともなれば賑やかな食事が始まる。息子は、大きな町のサッカークラブに所属。プロへの道を歩んでいる。花屋は村人の社交場。高校生の息子も園芸への道を歩んでいる。
小さな村の物語 イタリア(BS日テレ)
月曜日20:00~20:54
土曜日21:00~21:54(再放送)
※使用楽曲や歌手名などはこちらのホームページをご覧ください。
2009年1 月 6日 (火) カテゴリー: ただいま制作&放送中 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
12月29日、1月5日は『アンタニョー/ヴァッレ・ダオスタ州』
イタリアで最も小さな州にある標高1700メートルのアンタニョー村。4千メートル級の名峰に抱かれている。伝統的な木の家屋、ラスカル。かつては農作業小屋として使われていた。階下の石造り部分は家畜小屋、上階の木造部分はライ麦などの穀物貯蔵庫。だが、いまはこの家屋を改造して人が住める家にして
いる。
大工のピエールは、200年前のラスカルを改築している。幼いころから村の森を走り回ったピエール。大工の専門学校に通って技を学んだ。その改築されたラスカルに暮らす農家のサムエレと妻のジャネット。
サムエレの得意とするものは、「サボ」作り。木靴だ。古くから村人は木靴を履いて暮らしてき
た。仕事には最適の履物。いまでもサボを履いている。実は妻のジャネットとは、サボの講習会で知り合った。ジャネットは学校の先生でもある。化学や数学が専門だが、それ以外にも「パトワ語」も教える。この村一帯の人々は、パトワ語が普通の会話だ。ラテン語を基礎にフランス、ドイツの言葉が交じりあってできた言葉だという。国境の村の学校では、バイリンガルが義務となっている。
数百年培った伝統を、次の世代にどうつないでいくのか。国境の山の村のささやかな物語です。
小さな村の物語 イタリア(BS日テレ)
月曜日20:00~20:54
土曜日21:00~21:54(再放送)
※使用楽曲や歌手名などはこちらのホームページをご覧ください。
2008年12 月25日 (木) カテゴリー: ただいま制作&放送中 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
京都の北に位置する山里、“大原”。
イギリス貴族の家に生まれたベニシア・スタンリー・スミスさんが、
この地の魅力にとりつかれ、終の棲家と決めたのは12年前。
以来、築100年の古民家で200種類のハーブを育てながら、
自然と寄り添った生活を送っている。
番組では、秋・紅葉の美しい、京都大原の自然と
ベニシアさんら、大原の人々の知恵ある暮らしを“美しく”記録した・・・
とまあ、堅苦しい紹介はこのぐらいにして、、、
現場では、限られた予算の中で、とにかく映像の美しさにこだわろう!
ということをキーワードにしてきました。
ある時はフレーム数の少ないフィルムライクなカメラで撮影、
またある時は9m級のクレーンで農道に分け入ったり。
悪天候に悩まされ、ロケ初日にガンマイクが壊れる
アクシデントに見舞われながらも、
完成試写ではお褒めの言葉をいただくことができました。
1月2日にはNHK総合にて再放送があります。
箱根駅伝も良いですが、ご家族そろって大原の豊かな自然を眺めてリラックス、
というのはいかがでしょう?
まるでドラマのように1カット、1カット、丁寧に撮影していった、
ちょっと変わったドキュメンタリーです。
ぜひ、地デジ対応ハイビジョンテレビでご覧下さい。
「京都大原 ベニシアの手づくり暮らし」
2008年 12月18日(木) NHK
BShi 21:15~21:45
12月21日(日) NHK BShi 18:30~19:00
12月31日(水) NHK
BS2 12:15~12:45
2009年 1月 2日(金) NHK総合 11:15~11:45
2008年12 月17日 (水) カテゴリー: ただいま制作&放送中 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
今年6月に亡くなったアメリカを代表する絵本作家、ターシャ・テューダー。
彼女の最期を知る家族、そしてかつての親しい友人達が、ターシャの知られざる生前の様子を語ります。
番組の中では、2003年に行われたターシャの誕生日会を記録した貴重な映像や、完成をみることなく残された絵本の一部を紹介します。ターシャが生涯愛した庭、そして日々の暮らしを振り返り、ターシャが現在に残してくれたものをあらためて見つめました。
ぜひ、御覧ください。
「ターシャからの伝言~花もいつか散るように~」 追悼
12月20日(土)NHKBShi 20:00~20:59
12月21日(日)NHKBShi 17:30~18:29
12月27日(土)NHK総合 14:00~14:59
2008年12 月16日 (火) カテゴリー: ただいま制作&放送中 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
はじめまして。去年の四月に入社して働いているTです。
さて制作会社の仕事、というと皆さんは何を思い浮かべるでしょうか。
知人や友人に尋ねると大抵は、ロケやスタジオ撮影といった回答が返ってきます。かくいう私も入社する前は制作会社と撮影現場がほぼイコールの想像をしていました。カメラマンさんがいて、ディレクターさんがいて、さらに照明さんや音効さんがいる…といった具合でしょうか。もちろん、映像制作会社なので撮影は仕事の本丸です。
でも、そこにたどり着くまでリサーチに始まり、取材先のアポ取り、スケジュールの作成、関係各位への連絡などなど細かい作業が沢山あります。あるいは、機材・テープの準備や発注であるとか、必要な小道具の作製であるとか――こうした細かい段取りを実際に組み立てていくのがADさんです。新人で入ってくると大抵はじめに就くのがAD業務です。(とはいえ、ADというのは職種というよりは現場での役割なので、経験もスキルもバラバラです。中にはロケなどでディレクターの代行を務める人もいますし、逆にディレクターをしている人でも場合によってはADをすることもあります。)
ADさんは入ったその日から大忙し、といったことも珍しくはありません。撮影の前には多くの準備が必要となりますし、大きな企画であればそれだけ打ち合わせの数も増え、さらにその用意にも奔走することになります。また、撮影の後には編集作業があります。最近ではディレクターがPCである程度編集することも多いので、そのための準備(デジタイズ作業)があります。番組や企画、あるいは配属された現場毎に仕事の内容も変わってくるので一概には言えませんが、制作過程を円滑にすすめるために必要な段取りを整え、準備しておくのがAD業務の根幹と言えるのではないでしょうか。
でも、これだけでは正直よく分かりませんね。某番組のADさんから制作フローをまとめたものを貰ってきたので、ご紹介しておきます。大まかなものですが、番組制作の基本的な流れがつかめると思います(もちろん、こうした制作過程を踏まない現場もあります。たとえば、弊社ではDVDでの映像作品なども制作しておりますが、こうした場合だと工程は以下のものとは変 わってきます)。
企画
↓
台本・構成打ち合わせ
↓
技術打ち合わせ
↓
出演者打ち合わせ
↓
ロケまたはスタジオ収録
↓
オフライン
※主に撮影した素材から、使いどころを決めてCUT同士をつないで尺にする
↓
オフライン試写
※映像を見ながら、修正点を検討して再編集する
↓
オンライン
※ここでの主な作業は、
1)白素(クリーン)を作る
2)映像にエフェクトをかける(CG合成・ワイプ加工など)
3)テロップを入れる
4)看板やカラーバーなどの放送に対応する記号ラベルを入れる
↓
オンライン試写
※映像を見ながら、テロップ等々の確認・修正点を検討して再編集する
↓
MA
※ここでの主な作業は、
1)音声ノイズチェック
2)音響効果入れ
3)ナレーション入れ→すべての音をミックスする
ここでの最終の完成試写をして、局へ納品
と、以上です。こうして文字に起こすと不思議な感じがするのは、撮影それ自体は全体の中のひとつに過ぎないところです。でも、企画から始まって打ち合わせを経て撮影があり、さらにその後の編集作業に至るまでの流れのどれかひとつが上手く回らないと、それはそのまま作品の出来にまで影響してしまいます。そこで縁の下の力持ちとしてADさんたちが必要とされるのです。
次回はこうした流れの中でどういった仕事を具体的にしているのかを、ご説明したいと思います。
2008年12 月16日 (火) カテゴリー: テレコムツアー | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
■会社説明会のお知らせ
今週末の土曜日12月13日に、いよいよATP(社団法人 全日本テレビ番組製作社連盟)が開催する合同就職セミナーTVエグザムに参加いたします。今回のセミナーは締切を過ぎてしまった為、申込が済んでいない方はご参加いただくことができませんが、来年2月も以下の日程で開催いたしますのでぜひお申込みをお願いします。
・2月7日・・・ セミナー形式
・2月17日・・・個別面談形式
※参加費は無料です。
※場所 パレスサイドビル東コア9F マイナビルームA (東京都千代田区一ツ橋1-1-1)
お申込み・詳細はこちらをご覧ください→ ATPホームページ
説明会では、現場で活躍するスタッフが直接みなさんとお話します。テレコムスタッフとはどんな会社なのか、どうやって番組が出来上がるのか・・・等々、わたしたちの生の声をぜひ聞きにきてください。お待ちしております。
■2010年新卒採用のエントリー受付を開始いたしました。
マイナビ2010に弊社の採用情報を掲載しています。採用データのほかに若手スタッフのインタビュー記事などもあります。ぜひこちらのページをご覧ください。
また、当社にご興味のある方は、このマイナビ2010の当社ページよりエントリーをお願いいたします。エントリーをしてくださった方には、応募書類の詳細が決まり次第、メールでお知らせいたします。また、当社の情報や、入社試験に役立つ情報などもメールで配信させていただきます。
■新卒採用に関するお問合わせ
テレコムスタッフ 総務部 TEL03-5467-2911(平日10:00~18:00)
2008年12 月10日 (水) カテゴリー: RECRUIT情報 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
12月15、22日は『カラブリア州/キアナレーア村』
イタリア半島のつま先の小さな村、キアナレーナ。昔からカジキマグロを穫ってきた村だ。かつては400人以上もいた漁師はいま15人。
*アントニオ・アルフォンツェッティ(78歳)は、そんな漁師のひとり。カジキは春から夏の漁。いまは端境期で網の修理に余念がない。夕食になれば、
15歳の孫のカリメーロに漁の話をずっとしている。カリメーロは今年初めてカジキを自分の手で仕留めた。
*フランコ・ラボッツェッタ(50歳)は、元船大工だ。パッサレッラと呼ばれるカジキ漁専用の船を作ってきた。いまはシチリアと本土を結ぶフェリーの乗
組員。船の操縦、車の出し入れ、錨を上げたり降ろしたりの毎日。そんな彼の楽しみは、舟の模型作りだ。かつて作っていたカジキ漁の船のミニチュアをつ
くっている。
そして、午後は息子と散歩。父や祖父から伝え聞いてきた海の話を、息子に語って聞かせるのだ。息子には自分と同じ船大工の道を歩んで欲しいと願っている。
漁師の村、キアナレーナ。海に関わってきた人たちの物語です。
小さな村の物語 イタリア(BS日テレ)
月曜日20:00~20:54
土曜日21:00~21:54(再放送)
※使用楽曲や歌手名などはこちらのホームページをご覧ください。
2008年12 月10日 (水) カテゴリー: ただいま制作&放送中 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
第31回『小さな村の物語イタリア』12月1日、8日はボーヴァ/カラブリア州。
イタリアのつま先、カラブリアはギリシャの影響を強く受けてきた地方。グレカニコという独特の言葉を使ってきた。だから村の通りや建物の名前はイタリア
語に加え、グレカニコ、そしてギリシャ語でも書かれている。
*グレカニを残すために若者に教えているアゴスティーノ・シヴィッリャ(74歳)。かつては国有林の管理官だったが引退してからは、伝統の言葉を広めた
いと運動してきた。両親はイタリア語がしゃべれず、幼い彼が「通訳」だった。言葉は文化を知る大切なツール。消えた言葉を伝える事は、文化を伝えること
だ。
*石鹸を作っているマルゲリータ・クッパリ(72歳)。オリーブオイルから作る天然の石鹸だ。穴の開いた鍋で石鹸を作っている。実は村はいま、水不足で
一日3時間しか水が出ない。だから洗濯にも工夫が必要だ。何度も流さない、すすぎの水も庭の野菜のためだ。
*農家のマリア・カッレーア(72歳)。毎日羊を連れて散歩が日課だ。彼女の得意は、靴下作り。毛糸でゆっくりゆっくり靴下を編んでいく。
丘の上の小さな村、ボーヴァ。何気ない暮らしの中に、大切な物語があります。
小さな村の物語 イタリア(BS日テレ)
月曜日20:00~20:54
土曜日21:00~21:54(再放送)
※使用楽曲や歌手名などはこちらのホームページをご覧ください。
2008年11 月28日 (金) カテゴリー: ただいま制作&放送中 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
イギリスでも過酷な土地として知られる東南部エセックス州に「世界一のプランツ・ウーマン」と呼ばれるガーデナー ベス・チャトーさん85歳がいます。
庭作りを始めて半世紀、イギリスでも一番雨が少なく乾燥し冬は零下、夏は30度にもなる過酷な土地で1年中ダイナミックな美しさを保つ「奇跡の庭」を作り出してきました。
冬でもとっても素敵な庭って、なかなかありません。
秘密は植物を花の色だけで選ぶのではなく、葉の形や植物が育つ自然環境に徹底して寄り添い、生物本来の力を引き出すこと。
それは9年前に亡くなった夫アンドリューさんとともに育んで来た園芸の理論、そしてベスさんの人生の理念でもあるのです。
乾燥に強い植物を集めて造られたグラベル・ガーデン(砂利の庭)では、水遣りを一切しなくても育つようエコロジカルな庭造りを実験しています。
これからの地球環境も考えて作る彼女の庭作りには、学ぶものが沢山あります!
番組では、ベス・チャトーさんの庭の季節を追い、世界一といわれる庭作りの技術と、
それを育んできたベスさんの人生を見つめていきます。
ベスさん芸術作品ともいえるセンスのある庭をご覧下さいませ!!
2008年11月27日 NHKハイビジョン20:00~21:49
2009年 1月3日
NHK総合8:00~9:30(予定)
2008年11 月26日 (水) カテゴリー: ただいま制作&放送中 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
■2010年新卒採用のエントリー受付を開始いたしました。
マイナビ2010に弊社の採用情報を掲載しています。採用データのほかに若手スタッフのインタビュー記事などもあります。ぜひこちらのページをご覧ください。
当社にご興味のある方は、このマイナビ2010の当社ページよりエントリーをお願いいたします。エントリーをしてくださった方には、応募書類の詳細が決まり次第、メールでお知らせいたします。また、当社の情報や、入社試験に役立つ情報などもメールで配信させていただきます。
■会社説明会について
12月13日、2月7日、2月17日にATP(社団法人 全日本テレビ番組製作社連盟)が開催する合同就職セミナーTVエグザムに参加いたします。
・12月13日、2月7日・・・ セミナー形式
・2月17日・・・個別面談形式
※参加費は無料です。
※場所 パレスサイドビル東コア9F マイナビルームA (東京都千代田区一ツ橋1-1-1)
お申込み・詳細はこちらをご覧ください→ ATPホームページ
説明会では、現場で活躍するスタッフが直接みなさんとお話します。テレコムスタッフとはどんな会社なのか、どうやって番組が出来上がるのか・・・等々、わたしたちの生の声をぜひ聞きにきてください。お待ちしております。
■新卒採用に関するお問合わせ
テレコムスタッフ 総務部 TEL03-5467-2911(平日10:00~18:00)
2008年11 月13日 (木) カテゴリー: RECRUIT情報 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
2008年11 月11日 (火) カテゴリー: ただいま制作&放送中 | 個別ページ | コメント (1) | トラックバック (0)
キラキラの私、見つけた。
ポジティブに、自分らしく。
ライフスタイルは私流。
さり気なく、ステキに輝く女性たち。
人生のプロフェッショナルが伝える、心豊かな暮らしかた。
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四季を感じながら、
心地よく、気持ちよく。
ナチュラルライフのスペシャリスト
日登美さん/モデル・主婦研究家
10代の頃からモデルとして活躍し、都会のど真ん中で大人に囲まれてきた日登美さん。かつては新しい物を次々と買い換えていたこともありましたが、あるとき、何か違うと感じたのだとか。衣食住すべてに自然と一体感のあるいまの暮らしは、日登美さんんが引き寄せられていった、自分らしい場所です。主婦であることを楽しみ、畑で野菜を育てたり、大工さんや職人さんといっしょに家づくりに参加したり、木の実や野草を探しに出かけたり。「できることは自分でする」という生活を実践する毎日の暮らしには、ゆったりした時間が流れています。
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いつも、大切な人たちの
笑顔が見たいから。
おもてなしの達人
山本侑貴子さん/食空間プロデューサー
食をテーマにビジネスを展開する山本侑貴子さんの原点は、毎日の家族の食事。家族の健康を預かる主婦として、おいしく楽しくみんなで集う場にすることを心がけてきました。やがてその思いは、家にお招きした方々への「おもてなしの心」へとつながっていきます。いまでは、料理・テーブルウェア・部屋の飾りつけなど、トータルコーディネートに注目した食空間プロデューサーとして活躍する山本さん。食卓に集ったみなさんの笑顔が最高の贈り物だという山本さんの、ポジティブ&アクティブな魅力に迫ります。
----------------------------------------------------
10月31日(金)NHK教育テレビ 22:30~23:10放送
ぜひご覧ください。
2008年10 月28日 (火) カテゴリー: ただいま制作&放送中 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
第29回サルディーニャ州/マルチェッディ村。
サルデーニャ州の西、海に面するマルチェッディ村。その海は潟になっていて水深は1メートル足らずの遠浅だ。もともとは、漁師の番屋が立ち並んでいた。
だが次第に定住する漁師が増え、村になった。
*アントニオ・ロイ(57歳)は、そんな漁師のひとり。だが今はリストランテが主な仕事だ。7年前に始めた魚食堂。ほかの町からも新鮮な魚料理を食べに
やってくるほどだ。
*漁師が捕った魚を卸すアルド・セッラ(50歳)。魚屋だ。父親から継いだ店をいまでは4軒にまで広げた。彼はまた「からすみ」作りの名人でもある。
*ファビオ・カデラーノ(15歳)は、タコ漁の漁師の息子。夏休みの間、父を手伝う。普段はロックを聴いて過ごす今時の若者だが、番屋での仕事は男らし
く、かっこいいとさえ思っている。だが、もっと世界へ出て国際的な仕事にもしてみたい。悩める15歳なのだ。
サルデーニャの小さな漁村のささやかな物語です。
小さな村の物語 イタリア(BS日テレ)
月曜日20:00~20:54
土曜日21:00~21:54(再放送)
2008年10 月27日 (月) カテゴリー: ただいま制作&放送中 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
入社して半年を過ぎましたNです。昨日、新入社員の仲間と共にATP授賞式にお邪魔しました。華やかな会場の中で読み上げられる受賞番組には、長期ロケの末の渾身の番組があれば、着目点や構成力が光る番組があったりと、多様な作り手たちの才能と日々の努力…というか執念が感じられました。
その中で特に目を引いたのは、新人賞を始めとした若いディレクターやプロデューサーの受賞者たちです。そして彼らと組む経験豊かな他の制作スタッフの姿も、です。若い才能のまっすぐ通った根気をサポートする、そして評価することのできる環境で秀作は時に生まれるのかもしれない…と思いました。
では自分はどんな若いテレビマンになりたいのか、とふと考えました。毎日実用的業務をこなすAD職からは少し離れた想像ですが、確かに地続きではあるのでしょうから。
とりあえずは、愚直にも「面白いこと考えたい、ひょんなことに出会いたい」と思いました。(笑)
いつも身を置く番組作りの視点とは違った角度から、制作スタッフの姿や意見を知ることのできる有意義な時間でした。
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第25回 ATP賞テレビグランプリ2008受賞式 10月21日六本木ハリウッドホール
以下2作品が、受賞しました。
○ドキュメンタリー部門優秀賞
NONFIX「高橋シズヱさん 彼女と過ごした7ヶ月」
~地下鉄サリン事件 被害者の会 代表世話人~
テレコムスタッフ/フジテレビ
○バラエティ部門優秀賞
「星新一ショートショート劇場」
テレコムスタッフ・NHKエンタープライズ/NHK総合
2008年10 月23日 (木) カテゴリー: 受賞しました | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
2008年10 月 2日 (木) カテゴリー: ただいま制作&放送中 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
今年度もATP(社団法人 全日本テレビ番組製作社連盟)が開催する合同就職セミナーTVエグザムに参加いたします。ぜひご参加ください!
■日時:2008年12月13日(土)13:00~16:30
2009年2月7日(土)14:00~17:30
■場所:パレスサイドビル東コア9F マイナビルームA (東京)
■参加費:無料
■内容:1.業界説明(放送業界及び、各ジャンルについての講義)
2.会社説明(セミナー形式)
TVエグザム詳細はこちら → http://www.tv-exm.net/exm/
2008年10 月 2日 (木) カテゴリー: RECRUIT情報 | 個別ページ | コメント (10) | トラックバック (0)
8月半ば、3週間ほどのブラジルロケの前半戦が終了となり
サンパウロから内陸の田舎へと出発しました。
そもそもサンパウロ州だけで日本と同じ面積なだけに
移動が物凄く大変でした。
ブラジルでは鉄道は移民の時代と違ってもうあまり使われていないため、
移動はすべて車。
最初の目的地プレジデンテ・プルデンテまで600キロ
そこから第2の目的地弓場農場まで400キロ。
さらに隣のパラナ州にあるロンドリーナまで700キロ。
ロンドリーナからサンパウロまで600キロ・・。
それも、撮影なので単純に直線距離だけではありません。
こまごまとした移動を合わせるとロケのトータルの移動距離が
いつの間にか4000キロを越えていました。
ところで先日、番組のナレーション収録が終わり、
いよいよ放送が近づいてきました。是非ご覧下さい。
BSジャパンにて、9月28日(日)21時~放送
「日本人ブラジル移住100周年100年目のプレーボール」
2008年9 月24日 (水) カテゴリー: 海外ロケ | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
携帯電話もインターネットもなかった、昭和30年代の東京。
お金はなくとも夢と希望に夢と希望にあふれた若者たちが集い、議論し、未来を語った場所・・・
それがカフェだった。
ジャズ喫茶、歌声喫茶、シャンソン喫茶・・・そこで音楽が生まれ、詩や小説が作られた。本場ヨーロッパにも劣らない独特のカフェ文化が花開き、数々の著名人が巣立っていった。
当時のカフェで育った著名人のインタビューや知らざれるエピソードを豊富に交えながら、匂い立つ時代の空気や濃密な街の記憶とともに戦後日本文化の“青春期”を描き出します。ぜひ、御覧ください。
『自由の砦 銀座・銀巴里』 9月23日 22時~22時25分 NHKハイビジョン
2008年9 月19日 (金) カテゴリー: スタッフからのお知らせ | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
8月に3週間ほどブラジルロケに参加してきました。
ブラジルと言えば「サッカー大国」なのですが日系の移民の方々が
大事にしてきたのは「野球」でありそれが100年もの間、脈々と受け継がれている・・
そんなテーマの番組の撮影なのでした。
30時間近いヨーロッパ経由のフライトを終えてサンパウロに到着。
フラフラになりながら撮影が開始されたのですが、前半は天候に恵まれず、
サンパウロの渋滞に巻き込まれ、日本とは真逆の冬の季節
ということもあって日が短く、取りこぼしが増えていく
ピリピリとした状況の中で、その事件が起きたのでした。
日本人街にある移民史料館から車に戻ると・・・みんな大声を出しました
「あ!あれ!!」
助手席の窓にぽっかりと丸い穴が空いていたのです。
カーステレオがそっくり無くなり、音声のスタッフの特注の合羽が無くなり
おまけに僕の私物であるデジタル一眼レフが無くなっていました・・。
「まじっすか・・・8万円なんですが。」愕然としました。
ブラジルの治安はもちろん悪いことは知っている。
けれども、まさかドライバーが車を1~2分離れるとは思いもしない。
その1~2分の間にやられてしまったのです。
もっとも、不幸中の幸いで収録テープは無事。
機材も問題ありませんでした。ふぅ・・。
日本人街は治安が良いだろうと思ったのかも知れません。
でも今は日本人街といっても韓国や中国など別のアジアの人達が多く
「東洋人街」と呼ばれているそうです。もはや日系コミュニティとして
集まっているようには感じませんでした。
また、一番最初に日本人街を形成した「コンデ街」という場所は
もうかつての面影が1つもなく、おまけに撮影中にパトカーが突然停まり、
「お店で麻薬を売っていたため」誰かが逮捕される事件がありました。
コーディネーターによるとマフィアが牛耳っているそうなんです。
取材した日系人の方々の家は、すべて鉄格子の扉がはめられ、
厳重になっていました。そうしないと強盗が入ってくるとのことです。
これからブラジルロケに行かれる方、ほんと気を付けてください!
ともかく、非常に対応の遅い警察署で盗難証明書を発行してもらい、
2時間のロス。なんとも言えない重い雰囲気を変えるために、
ブラジルの美味しい牛肉を食べて元気を取り戻し、中盤戦に望んだのでした。
「ブラジル移住100周年記念 100年目のプレイボール」
BSジャパンにて9月28日21時~放送
2008年9 月16日 (火) カテゴリー: 海外ロケ | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)